稽古の仕方・指針
学び方・方針
意識を変える事
弓を手にする最初に知る事 正面に打起してから弓弦を押し開いて矢を射る動作をすることが「正面打起射法の型」と知る事
(初心者教室の最初「ひと月にして骨法を知る」事:本多利実師)
具体的には180度意識を変える事
捨てる意識 八節の形をなぞって作る意識
「弓構えをしました」ハイ打ち起こします。「打ち起こしました」ハイ「横に開きます」。ハイ大三何センチぐらいです。ハイ「弓を的に向けて押し、弦は引いて肩先迄持ってきました」。ハイ「会です」胸弦、口割確認しました。詰ました伸びました。以上、八節の規矩を確認して動作する事を「八節を真似る」と意識する事を捨てる。
心に抱く意識:「正面打起し射法の型」に従って、骨を主に弓弦を押し開く動作で矢が射づる事。顕れる姿(雑)と射法八節の規矩(正)とを
瞬時に知覚する事。
骨を主に動作する(骨法)意識で顕れた姿(正しい姿)を書き記したものが射法八節で、先師が正しい規矩を併せて記述している。
射法と規矩を結びつけるのは「骨法」の定義で、自然の力学的規矩つまり骨力は連続していることを学び「骨法」とは何かを理解し自分なりに考え、哲学を作って実践する事。
射の動作
上腕の骨の向きに直に、かつ連続して押し広げ続ける事意識する顕れる姿が八節の姿に至り自然に離れが生まれる事を意識する、
射の実践
段の上下関係なく、求めて見て戴き意見を聞く。映像を活用する
技の指針の深化 射法訓の基になる竹林系弓術 及び 射学正宗、本多利実師示唆、及び梅路見鸞師、阿波見鳳師の示唆より技の要諦を明確にする
具体的技の手本・実践 教本の神永師、高木師の技の具体的な記述。射法正規・無影心月射技
骨法の理解の深化
指針と教本一巻二巻の射技の規矩の記述に”何故、その様に示唆されるのか”問いかける。
「…する」の能動的文言を過去身までとし 現在身は「…と自然になる」と受動てきに読み替える事
弓友に指摘して戴いた「失」を「骨法の理に矛盾が無いか先哲の示唆する事に矛盾がないか」を自分と弓友に問い答えを出す。具体的技を弓を用意する。
「弓を用意する」」の意味:強い弓は引けませんが試みる事、理由はわかりませんが10年ほどするとなんとなく引け、そのうち矢束一杯になり
姿も八節の規矩になってくるそのための前段、用意です
私の射の風景
現況 六分、六分数厘、七分を同時に実践する
過去 43歳頃スタート。当初は15kgと23kg
50歳ころ六分五厘を用意、スタート
65歳頃七分を用意、スタート